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October 27, 2004

長いお別れ

長いお別れ
レイモンド・チャンドラー

早川書房
1976-04
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友人の失踪。ふと知り合い、わずかに言葉を交わしただけではあったが私立探偵フィリップ・マーロウにとってはかつて逃亡を手助けした男の失踪だった。マーロウは失踪の謎を解くため調査を始めるが妨害の手が伸びて...

ハードボイルドの古典ではないかと思う、「長いお別れ」です。主人公は軽口(というより毒舌)を叩きながら持ち前の行動力で少しずつ核心に迫っていきますが、せりふがほんと良いですね。この作品で使われているせりふをいつか自分でも使ってみたいと思いながら、いざ使おうとするとなかなか難しいものです。主人公はついに核心に到達するのですが、真実は何とも苦いものでした。ハッピーエンドでもなく、かといって悲惨なラストでもなく、こんな終わり方もこの作品には合っていると思います。

*ところで、この作品で一人称として使われている「ぼく」ですが、「俺」とも違うし「私」でもないし...。英語なら一つの言葉で済んでしまうんですが、日本語は難しいものですね。

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