世界大戦争
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何度もあわや第三次世界大戦か!というぎりぎりのところで切り抜けてきた人類。それだけの知恵がありながら結局は核ミサイルによって自滅していく愚かさ。そして破滅に向かう人類とは対照的に、東京でその日その日を必死に生きていくタクシー運転手(演じるのはフランキー堺。さすがの名演です)の一家。娘の婚約も決まり、後は残る子供たちを学校にやって病気の妻のために環境の良い所に家を買うのが彼のささやかな夢でした。その夢も全てが核ミサイルによって押しつぶされてしまいます。一家の娘と婚約者(調査船に乗って外洋に出ていました)との最後のモールス通信はあまりにも哀しい。そしてラスト近く、地獄と化した東京に、ここがかつて日本と呼ばれていた証拠のように残る半ば崩れかけた国会議事堂。戻れば自分たちも放射能におかされることが分かっていてふるさとの日本に戻ろうとする調査船のクルーたち。この映画にはどこにも救いがありません。ただひたすらに戦争の愚かしさを訴えて終わります。
*核戦争が起きると分かって逃げ惑う群衆の中で、遂に娘の元へと戻れなかった母親のエピソードが出てきます(これもやりきれない)。このシーンを見ていて、新井素子氏によるSF(サイエンス・フィクションと言うよりはサイコ・フィクションと呼びたい)「ひとめあなたに…」を思い出しました。こちらも別の意味で怖く、やりきれない作品です。
*この「世界大戦争」のほかにも東宝ではスペクタクルパニック映画をいくつか出してますが、その中では「日本沈没」と「妖星ゴラス」がお勧めです。
妖星ゴラス
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以前からDVD化を望んでいてこの度やとリリースされた、東宝制作の知る人ぞ知る特撮映画です。1961年の古い映画ですが、当時「もし核戦争起こりなば」というテ-... [Read More]
Tracked on December 26, 2004 at 11:50 PM


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